イベント2016.04.23レベルの高い2種類のバトルをイッキ見!「No.1歌姫決定戦ファイナリスト歌合戦」&「“愛になれ”映画『カーラヌカン』ヒロイン大決定オーディション」
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眩しすぎるほどの晴天の下、MCを務めるライセンスと山田菜々、ロバータさんが登壇し、早速歌合戦がスタートしました。新世代歌姫を発掘するため世界13の国・地域から選ばれた「No.1歌姫決定戦」のファイナリスト10名のうち8名が今回の歌合戦に参加。
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Fujiwara率いるレッドシーサーチームにはEurieさん、藤井菜央さん、中村仁美さん、武田怜奈さんが、ウーマンラッシュアワー率いるブルーマングースチームには下京慶子さん、中村りなさん、Sakyさん、大山未夢さんのそれぞれ4名に分けられ、ステージ上で歌の火花を散らしました。
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それぞれのチームから順番に1名ずつ選び歌いあい、勝敗を客席の拍手と、ポッキー型の巨大風船を打ち鳴らす音で決めるという方法をとったのですが、合計4回の対戦のうち、明らかに拍手の差があった対戦はひとつもなく、ファイナリストの歌唱力の高さが実感できるステージとなりました。
結局、歌合戦も2対2で引き分けとなり、「負けたチームには罰ゲーム」というルールは、なぜかウーマンラッシュアワーの中川パラダイスが引き受けることに。ノニジュースを一気飲みさせられた中川は、「コンクリート飲んでるみたい」と涙目で話し、観客の笑いをとっていました。
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続けて行われた2017年公開予定の映画『カーラヌカン』のヒロイン決定オーディションでは、応募総数700人のうちから選ばれたファイナリスト7名が登場。ミスアースジャパンとして活躍中のロバートソン夏妃さん、新体操の国体優勝経験をもつ木村涼香さん、演技歴は浅いものの直感やパワーあふれる託間麻彩さん、BS-TBSの番組アシスタントを務める青山雪さん、「脚と手の指の形がすごい武器」と、浜野監督から高評価を受けていた岩﨑名美さん、元アイドリング!!!6期生の佐藤ミケーラ倭子さん、アイルランド・ロシア・アメリカ・日本の血をひくくるみさんと、自己紹介を聞いただけで誰が選ばれてもおかしくない、ハイレベルな争いが繰り広げられました。
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客席の中央に設けられた審査席から浜野安宏監督と古賀プロデューサーが、ファイナリストが1人ずつ行うウォーキングや演技の課題を審査。7人それぞれがヒロイン真海をイメージし、自分でコーディネートした服を着て堂々と自己アピールし、浜野監督からも「全員女優になれる。もう全員僕が貰いたいくらい」と絶賛を受けていました。
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そして審査の後、見事ヒロインの座を射止めたのは木村涼香さん。女優業に集中するために新体操を辞めたという木村さんは舞台の上で号泣し、「嬉しいです」と言葉を詰まらせていました。そこに浜野監督が「遊び人で都会にすれた主人公のカメラマンが、今まで見たことのない世界観に惹かれていく話なので、今までの世界観とは全く違う世界観を持っている人に出てきてほしかった。(涼香さんなら)何か違うものが作品でも生み出せるのではないかと思った」と話し、固い握手を交わしました。