上映作品部門概要

上映作品部門概要

特別招待作品

これから公開を控える邦画・洋画の大作や話題作、個性的でバラエティ豊かなラインナップなどをお届けする「特別招待」部門。
今年はさらに多彩なジャンルの19作品を上映します。国内からは、話題沸騰のコミックを三池崇史監督で実写化した『テラフォーマーズ』、人気バンド「クレイジーケンバンド」の世界観がスクリーンで表現された『イイネ!イイネ!イイネ!』、時代劇の華「ちゃんばら」の魅力を追究したドキュメンタリー『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』などがラインナップ。
海外からも、ディズニー映画最新作『ズートピア』、没後400年を迎えるシェイクスピアの最高傑作がスクリーンに蘇る『マクベス』、韓国の人気俳優ハ・ジョンウの監督作『ホ・サムグァン』など、注目作が集結。
この映画祭ならではのスペシャルな招待作品の数々を、どうぞお楽しみください。

TV DIRECTOR’S MOVIE

放送局と吉本興業はこれまで数多くの映画を共同制作し、世に送り出してきました。
既存のジャンルに捉われない意欲的な作品を目指すこの取り組みは、第2回沖縄国際映画祭より始まり、過去には「Laugh部門 海人賞グランプリ」と「審査員特別賞」をダブル受賞した『クロサワ映画』など、珠玉の作品が登場しています。
共同制作映画を「TV DIRECTOR' S MOVIE」部門として独立させて以降も、上映作品数は年々増え、ますますの盛り上がりをみせています。
今年は、昨年本部門で上映された『Mr.マックスマン』のシリーズ第2弾『Bros. マックスマン』や、千原ジュニアが主演を務める『劇場版 新・ミナミの帝王』、人気芸人すっちーによるアクションコメディ『よしもと新喜劇映画 商店街戦争~SUCHICO~』などを上映。
映画界に新たな潮流を生む「TV DIRECTOR' S MOVIE」に、ぜひご注目ください。

クリエイターズ・ファクトリー

「クリエイターズ・ファクトリー」は次代を担う映像作家や埋もれている才能を、ジャンルを問わずに発掘する新人賞的位置づけのコンペティションです。
今年で4回目を迎えるこのプログラムですが、今回から「U-25映像部門」「企画提案(映画脚本)部門」と2つの異なる部門を設けました。
両部門ともに、開催期間中に公開審査を行い、優秀賞、優秀企画賞を決定。
受賞者については、制作や企画を映画祭がバックアップします。
両部門の審査委員長は『ナビィの恋』『ホテル・ハイビスカス』などで知られる、中江裕司監督。
各部門の審査員にも幅広いジャンルの識者が名を連ねました。
私たちを楽しませ、笑わせ、感動させてくれる才能豊かなクリエイターとの、新たな出会いの場になることを期待しています。

地域発信型映画supported byひかりTV

ぼくらによる、ぼくらの映画! もっと多くの方々にぼくらの街の素晴らしさを伝えていくのが、「地域発信型プロジェクト」の狙いです。
「地域発信型映画 supported by ひかりTV」は、各地域の情報や生活、伝承、産業、物産、観光情報などを取り込み、その土地ならではの映画作品を共同制作し、情報発信も行う取り組みです。
企画開発からシナリオ作り、キャスティングから制作まで、すべて地元の方々との共同作業で制作を行いました。
吉本興業が推進する「あなたの街に住みます」 プロジェクトとも連携しており、映画・映像をきっかけとする各地との相互交流の推進を目的に、これからも沖縄国際映画祭の主要なカテゴリーとして継続していきます。

特別上映作品

『火花』『鉄拳の"社会を明るくする運動" with 法務省』『デルシネ 「エル・シュリケンvs悪魔の発明」』『ワレワレハワラワレタイ ウケたら、うれしい。それだけや。』を上映。

沖縄ヒストリカルムービー

沖縄を舞台にした映像作品は過去にたくさん製作されてきました。
その中から沖縄の文化、歴史、風習、風景などを鮮烈に感じることができる選りすぐりの作品をご紹介します。

日本のコメディ・世界のコメディ

国内外のコメディ映画のなかから不朽の名作を紹介するこのプログラム。
今回は、演出家・編集者として活躍する髙平哲郎さんが選出しました。
一口に「コメディ」といっても、バリエーションは千差万別。
多彩な“笑い” をお届けします。

桜坂映画大学

著名人を特別講師としてお招きする《桜坂映画大学》。
今年も桜坂劇場を会場に、各講師の特別な思いがこもった作品を上映し、見どころを熱く語っていただきます。

オープンエアスクリーン

今年もスイスから輸入した世界最大の移動式野外スクリーン「Cine Screen 400」が波の上うみそら公園の特設ステージに登場します。
幅26.65m、高さ14.76m、第4回から毎年恒例の巨大スクリーンです。
満天の星空の下で圧倒的なスケール感と開放感に包まれながら、いつもとは違う映画体験を満喫してください。