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イベント2016.04.22次回作に出演決定!? ピスタチオからの突然の申し出に出演陣も苦笑い

4月22日(金)、北中城村のシネマライカムにて、映画「ホ・サムグァン」の上映と舞台挨拶が行われ、監督と主演を務めたハ・ジョンウさんと、出演者のミン・ムジェさん、プロデューサーのアン・ドンギュさん、ピスタチオが登壇しました。

この作品は、貧困の渦中にある、朝鮮戦争後の韓国を舞台としたヒューマンドラマ。主人公の貧しい青年・サムグァンと、町一番の美女・オンナン、そして2人の長男・イルラクの間に巻き起こる事件から、家族のあり方、親子の絆について深く考えさせられる作品となっています。

上映終了後の舞台挨拶で監督と主演を務めたハ・ジョンウさんは、「沖縄で皆さんにお会いできてとても嬉しいです。沖縄国際映画祭というとても良い機会を頂きありがとうございます」と述べました。

ハ・ジョンウさんは、韓国で1000万人に愛されるともいわれる、国民的俳優だということを司会者から告げられたピスタチオは、「我々は2人くらいに愛されているので、大違いですね。とても良い匂いがします」と会場の笑いを誘います。さらに「日本ではこの髪型が流行っているんですよ」とピスタチオの小澤が自分の髪型をアピールすると「(そうだと)予想していました」とハ・ジョンウさん。会場には日本人だけでなく、韓国からのメディアやファンも多数駆けつけていましたが、すべての観客から笑いが起きていました。

監督としてデビューしたきっかけや、監督をしてみての感想を問われると「映画人として演技だけでなく、作る作業など、もっと深い部分に携わりたく監督に挑戦しました。監督は自分だけではなく全体のことを考えなければなりません。悩む部分も違います」と語り、「もっと良い映画を作って沖縄にまた来たいと思います」と映画作りについての意欲を述べると、会場からは大きな拍手が沸きました。

ピスタチオの2人が最後に「次回作、我々も出ます!」と出演者に無茶ぶり発言をすると「出ても良いと思います」とまたまたハ・ジョンウさんが驚きの発言。「みなさん聞きましたよね! 記者の方メモって! 口約束と言えないですねこれは!」と大興奮の様子でしたが、ミン・ムジェさんは「キャスティングの権限は監督にありますから…」と苦笑い。ピスタチオの2人は「ですよね〜」と納得しながらも、どこか悔しそうな様子。終始笑いが絶えず、穏やかな雰囲気の舞台挨拶となりました。