イベント2016.04.22寒さでビンタ3回? 女優魂を見せた門脇佳奈子と上西恵が本音をポロリ
4月22日(金)、那覇市の桜坂劇場にて『愛MY~タカラモノと話せるようになった女の子の話』の上映と舞台あいさつが行われました。
同作品は、ある日突然<モノ=所有物>と話せるようになった主人公の、友情、恋、夢、などを描いた青春エンターテインメント作品。主人公のマイ(門脇佳奈子)が、さまざまなトラブルを引き起こしながらも、親友のユウコ(上西恵・NMB48)やクラスメイトたちと本音でぶつかり合いながら成長していく物語です。
上映終了後、観客が今か今かと待ち受ける中、古東風太郎監督をはじめ、W主演を果たした門脇佳奈子さんと上西恵さん、トレンディエンジェルが大きな拍手とともに登場しました。門脇さんは、「ド素人の私が主演なんてできるのかな?と思っていたんですけど、温かいスタッフさんや監督のおかげで楽しくできました。今後も、どんどん役者として挑戦できたらなと思います」と、笑顔で今後への意欲を語りました。女優を目指していたという上西さんは、「出来上がった作品を今日初めて見たんですけど、映像が流れた瞬間からニヤケが止まらなくて…」と、夢が叶ったことに喜びを隠しきれない様子。今回、“モノ”の声に挑戦したトレンディエンジェルの2人は、収録が夜中だったことを明かし、「スベってましたね。深夜のノリが出ちゃいました。でもまぁ、それがいい感じに溶け込んでて良かったです。感動あり、涙あり、笑いありの豪華3点盛りです」と、裏話を交えて作品をアピールしていました。古東監督は、「今回の撮影で支えられたのはTwitterでした。門脇さんと上西さんのファンの方が、撮影中の僕の何でもないツィートにも、温かいコメントくれたことが嬉しかったです。人気の2人を撮る僕にとってはプレッシャーになりながらも、励みになりました」と感慨深げに話していました。
2月にNMB48を卒業した門脇さんは、「卒業してすぐに恵ちゃんと共演できるなんて思わなかった」と笑顔で振り返ると、上西さんも「初めての映画出演でプレッシャーはあったんですけど、相手が佳奈子だったので安心して演じることができました」と、仲の良さを伺わせるひと幕もありました。
アフレコの収録が4時間で終わったというトレンディエンジェルは、「いやー、監督と衝突した日もあったんですけどね~」と斎藤。すかさず、司会から「ひと晩で撮り終えたんですよね?」とツッコまれ、会場からはドッと笑いが起きていました。
撮影中は、とても寒かったと話す門脇さん。実は作品内のビンタのシーンで上西さんの手が震えてしまい、3度もテイクを重ねることに。その結果、「痛かったので、すぐ涙を流すことができました」と、ありがたくも痛い撮影秘話も飛び出しました。
最後に、作品の見どころについて聞かれた古東監督は、「作品の中で数多く出てくる“モノ”の声をどの芸人が担当しているのかを想像しながら観ると楽しめると思います。また、サブタイトルにある『タカラモノ』が何を指すのかを考えてほしいです」と、作品の魅力をアピール。観客席から終始、温かい声や笑い声が止まない中、舞台あいさつは幕を閉じました。