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イベント2016.04.24スマホとの恋はアリ?ナシ?『A.I. love you』の舞台あいさつに宮木正悟監督と主演の森川葵さんが登場

4月24日(日)、那覇市の桜坂劇場にて、TV DIRECTOR'S MOVIE『A.I. love you』の上映と舞台あいさつが行われ、宮木正悟監督と主演の森川葵さんが登壇しました。

宮木監督は「小学校5年生の頃から映画監督になるのが夢で今までやってきたので、こうして皆さんに映画を見て頂けて感無量です」と感慨深げに語りました。本作品は、パティシエになって自分の店を開きたいという夢を持つ、森川葵さん演じる遥と、スマートフォンのアプリ・A.I.(人工知能)との恋を描いた新感覚の物語。

今回の役作りについて聞かれた森川さんは、「相手役が人間じゃない設定は今回で2回目だけど、やっぱり難しかった!」と、撮影時の苦労話を激白。宮木監督からの「スマホがあれだけ話しかけてくれると愛着わくよね?」の質問に、「恋心が芽生えちゃうかもしれませんね。でも、友達がいらなくなっちゃう」と、少し複雑な様子でした。主人公・遥との共通点については、「ネガティブ思考」だと語る森川さん。すかさず宮木監督からは、「いえいえ、森川さんはネガティブではなくて謙虚なんですよ」と優しくフォロー。そのやり取りに観客もホッコリしていました。

途中、本日の舞台挨拶にNON STYLEの石田明が出演予定だったことが明かされると、「『沖縄で待ってるよ』と言っていたのにいないじゃん!会えるの楽しみにしていたのに」と不満げな森川さん。怪我で入院中の石田に対し、ツッコミ?を入れる場面もあり、観客も思わず声を上げて笑っていました。

全編がスマートフォンで撮影され、なおかつ4日間というタイトなスケジュールで撮影が行われた本作品。宮木監督は、「森川さんが食らいついてきてくれてホントに助かった」と満面の笑みで語りました。最後に、「映画の軸はラブストーリ-ですが、テーマは“夢”です。夢を持つことは素敵なことなんじゃないかなということを、遥を通して感じてもらえたら」と宮木監督。作品が持つ意味と、その思いを語り、舞台あいさつは幕を閉じました。