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イベント2016.04.244日間を締めくくる!熱気に包まれた「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」クロージングセレモニー

4月24日(日)、那覇市の波の上うみそら公園 波の上ビーチ・イベントステージで「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」のクロージングセレモニーが行われました。セレモニーの司会進行を務めたのは昨年に引き続きガレッジセールの2人。セレモニー開催の前に、まずガレッジセールのゴリが熊本地震により被災した方々へのお見舞いと、合わせて復興への募金活動に協力していただいた方々への感謝の言葉を述べました。

セレモニーでは、「地域発信型プロジェクト」として実施されている「JIMOT CM COMPETITION」の表彰と、次世代を担う人材の発掘を目的とした「クリエイターズ・ファクトリー」の表彰が行われました。「JIMOT CM COMPETITION」の全国都道府県グランプリには福井県の『人情を感じられる町 おおい』、沖縄41市町村部門グランプリには本部町の『ピンクのタンクトップ』、本年度新設されたEat&Smile部門グランプリには群馬県の『至高のすき焼き』、「クリエイターズ・ファクトリー」の企画提案(映画脚本)部門では冨田雄大さんの『おかえりのある場所』、「U-25映像部門」では倉持治監督の『さんさんごご』が頂点に輝きました。

受賞した倉持さんは「この場に立たせてくださる機会と、次の作品を撮ってよいという機会をくださった審査員の皆さんに感謝したい」と受賞の喜びと今後の活動への意気込みを語り、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。「クリエイターズ・ファクトリー」の審査委員長を務めた中江裕司さんは「選んだ作品はその作品そのものの評価をしたものではなく、その作品を作った監督や脚本家の未来を評価したものです。倉持監督に話しを聞いたところ初めての作品で20歳という若さに驚かされた。是非彼らには映画の未来を支えて頂き映画の未来を変えていただきたい」と総評と激励を述べていました。

その後「島ぜんぶでおーきな祭」、4日間を振り返るVTRが流れると「もしかしたら梅雨入りするかもしれないという予報だったのに、神が味方したのかな」ゴリも感慨深い表情を見せます。しかし「我々のマネージャーが“雨雲も吉本興業にびびりましたなあ”と言ってる背中を見たとき、ホントによしもとの社員はアホが多いなと思いました」としんみりした雰囲気を吹き飛ばすように会場の笑いを誘っていました。

終盤には学生応援団やボランティアスタッフなどが舞台に上がり紹介された後、沖縄国際映画祭実行委員長大﨑洋が壇上に上がります。さっそく「アホの代表の大﨑でございます」と自己紹介し、ゴリの笑いを拾いました。ゴリが恐縮しつつ「大﨑社長のことではございません。失礼しました」と素早くフォローをいれる様子に、会場に笑いがドッと沸きます。

舞台に上がったスタッフたちに、大﨑実行委員長が感謝の言葉を掛け、そして「長らくのお付き合いみなさん本当にありがとうございました」というガレッジセール2人の感謝の言葉と共に、セレモニーは幕を閉じました。