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イベント2016.04.22石垣島ロケ中遭遇したハプニングを辰巳琢郎さんが紹介

4月21日(金)、那覇市の桜坂劇場ホールBにて石垣島の美しい自然を舞台に日韓合作で製作された、美しくて切ない恋愛物語「絶壁の上のトランペット」の上映と舞台あいさつが行われました。登壇したのは主人公の叔父役の辰巳琢郎さんと主人公の元恋人役の久保田悠来さん、石垣島での子役オーディションに合格した翁長虹心さん、そして監督のハン・サンヒさんです。

平日の午前中のためでしょうか、中高年を中心とした観客で会場は満席。辰巳さんは自身が朝から映画を観る習慣がないので、お客さんが来てくれないのでは?と不安だったそうです。満席の会場を見て安心したようで、終始にこやかな表情を浮かべていました。

司会者から石垣島で行われたロケの印象を尋ねられた久保田さんは、初めて石垣島を訪れ、自然や人々のあたたかさを感じたこと、そこで見た「牛が美しい」と思ったことなどをやや脱線気味になりながらも懸命の様子でお話ししていました。

辰巳さんはロケ中に台風15号に遭遇したことを挙げ、風速70メートルの自然の猛威を感じながらも台風の間みんなでバーベキューをしたことがとても楽しかったとのことでした。石垣島出身の虹心さんは登壇者のみなさんからフォローが入りながらも、撮影は楽しかったと感想を話す様子に、会場は温かな空気でつつまれました。

ハン監督は今回の撮影に関して御神崎など石垣島の名所を舞台にできたこと、島の人々が協力してくれたことへの感謝と「辰巳さんは、役を期待どおりにこなしてくれ、とても嬉しかった。久保田さんとはプライベートでも付き合いがあり、一緒に仕事がしたかったので声をかけました」と辰巳さんと久保田さんの印象を語りました。

フォトセッションの時は辰巳さんが虹心さんを抱っこ。「撮影の時よりも重くなったね。成長したのかな?」と笑顔で話しかけていました。そして、ハン監督からの「機会があったらまたここで映画を撮りたいと思う」「今日は私たちも初めて観る上映会です。どうぞ楽しんでください」との言葉を最後に、終始ほのぼのとした空気に包まれた舞台挨拶は終了しました。