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イベント2016.04.23地元愛溢れる作品が続々登場!「JIMOT CM COMPETITION ファイナル」

4月23日(土)、那覇市の波の上うみそら公園にて、「JIMOT CM COMPETITION ファイナル」が行われました。

MCを務めるガレッジセールと、とにかく明るい安村、おかずクラブ、ペナルティ、審査員として審査員長の一般財団法人沖縄公共政策研究所理事長の安里繁信さん、コピーライターの渡辺潤平さん、NHKエンタープライズプロデューサーの吉田照幸さんが登壇しました。

JIMOTO CM COMPETITIONは、「住んでいるからこそ分かる魅力」をテーマに、47都道府県の地元の人が中心となってCMを作り、全世界に「地元の魅力を伝えよう」というプロジェクト。今回より新たに設立されたEat & Smile部門を含め、沖縄41市町村部門、全国都道府県部門の3部門の各グランプリが決定しました。

Eat & Smile部門では、徳島県の南阿波丼、山形県の寒鱈汁、群馬県の下仁田ネギを使ったすき焼きなど、美味しそうなご当地グルメを紹介する3本のCMが上映され、見事グランプリを勝ち取ったのは群馬県。特別ゲストのかんぽ生命取締役兼代表執行役社長の石井雅実さんから記念トロフィーとご当地グルメクーポンが授与され、審査員長の安里さんは「ロケーションも良く、群馬のプライドが凝縮されたCMだった」とグランプリの決め手をコメントしました。

続いて、上映された全国都道府県部門のファイナルに残ったのは福島県、福井県、香川県の3作品。地元の魅力を存分に盛り込んだ3作品にペナルティのヒデは「どれも素晴らしい。優勝は無しで」と決めきれない様子を見せます。審査員の渡辺さんがステージに立ち、発表のドラムロールが流れると「あれ?どこだっけ?」と受賞作をうっかり忘れてしまうハプニングが発生。一同より総ツッコみを受けながらも改めて発表されたグランプリは、特産物の自然薯を使ったCMの福井県が獲得。渡辺さんは「地元愛が伝わりどれも良くて、迷ってしまい発表時にうっかりわからなくなった」とハプニングの真相を明かしながらも「決め手となったのはテンポの良さ」とコメントしました。

これまで3ブロックに分かれて上映した沖縄部門では、観客席から応援団の声援も飛び出し、より一層の盛り上がりを見せるなか、いよいよファイナルに残った国頭村、本部町、与那原町の3作品を発表。地元の名所や伝統ある言い伝えなどを盛り込み、地元愛が伝わる素敵なCMの数々から見事グランプリに輝いたのはピンクのタンクトップで街をPRした本部町。審査員の吉田さんは「人そのものの元気が伝わってきた」と評価しました。

全部門のグランプリ発表後、審査員を務めた3人に司会のゴリが感想を尋ねると、「年々沖縄のCMのレベルが上がっていて面白かった」と楽しんだ様子の渡辺さんに続き、吉田さんは「“変わらない”っていうキーワードが多かったと感じたが改めて大切なことだと思う。あと、沖縄は胸毛が濃い人が多いですね」と笑いを誘いながらコメント。安里さんは「製作段階から頑張っているのを見ているから感情を抜きにして審査するのが大変だった。座間味の2連勝を抑え、今年は新たに受賞する地域が出たのも嬉しいし来年も期待しています」と、来年度にも期待が高まる中、イベントは幕を下ろしました。